SATの問題から「対偶」を取り上げます
Martian 火星人
contrapositive 対偶(対偶命題)
vacation ここでは動詞として”休暇を取る”
”If all Martians vacation on Venus, then 火星人の全てが金星で休暇を取るとすると、さて、、、、”
この内容に合う内容は次の(A)~(E)のどれでしょう? という問題です。
元の命題が ”P ⇨ Q” とすると
その対偶命題は ”not Q ⇨ not P” となります。
この問題のポイントは次の二つです。
①『元の命題とその対偶命題は真偽が一致する』ということがわかっているか
②文章の内容をよく理解して上の①と照らし合わせて判断できるか
①は正解するための大前提ですが、②で引っかかる場合もあるでしょうね。どうでしょう、選択肢の(A)~(E)を読んで少し考えてみてください。
問題文の1行目に書いてあること (元の命題/ the statementと呼びましょう)の対偶命題 (the contrapositive of the statement) は “if no vacation on Venus, then not a Martian” となりますので選択肢の正解は (A) :金星で休暇を取っていない生物は火星人ではない になります。